大地震に見舞われたハイチの復興支援のため、国連平和維持活動(PKO)に派遣される陸上自衛隊の1次隊が6日夜、現地に向け羽田空港などから出発した。これに先立ち、隊旗授与式が東京・市ケ谷の防衛省で行われた。
1次隊は、災害やテロ、紛争地での国際平和協力活動で中心的な役割を担う陸自の「中央即応集団」を中心に約200人で編成。同日午後に行われた授与式では、隊長を務める山本雅治1等陸佐に北沢俊美防衛相から隊旗が手渡された。この後、鳩山由紀夫首相が「困った人がいれば助けるのが人の世のあるべき姿。『命を守る国・日本まさにここにあり』ということを世界に示してもらいたい」と訓示した。 羽田空港では出発前、隊員の家族らが「体に気を付けて」「無事任務を果たしてください」などと声をかけていた。取材に応じた山本隊長は「日本人の誇りと誠意を持ってハイチの方々の復興支援に全力で努める」と決意を述べた。 1次隊のうち約160人は6日夜、政府専用機などで日本を出発。早ければ8日未明に現地入りし、首都ポルトープランスを拠点に避難民の仮設住宅建設のための整地や倒壊した建物のがれき撤去などに当たる。約1カ月後には、陸自の北部方面隊を中心に約350人の2次隊が現地入りし、活動を引き継ぐ。派遣期間は11月末までの約10カ月。【樋岡徹也】 【関連ニュース】 ハイチ大地震:復興支援PKOに自衛隊派遣 閣議決定 ハイチ大地震:PKOで調査チームを派遣 政府 震災障害者支援:法改正含め対応へ 「阪神」で後遺症 ハイチ大地震:国際医療チームが成田空港に帰国 ハイチ大地震:死者20万人超す 倒壊家屋にまだ多数 ・ 小沢氏出廷の可能性も=「水谷資金」争点か−石川議員公判(時事通信) ・ 介護疲れで親殺害、懲役4年=減刑求める嘆願書を「評価」−岐阜地裁(時事通信) ・ 【中医協】10対1入院基本料にも看護必要度(医療介護CBニュース) ・ 兵庫・佐用町の学校に残る犠牲者の机 「一緒に進級、卒業を…」(産経新聞) ・ <殺人>新聞販売店員が自宅で殺される…山梨・富士河口湖(毎日新聞)
by yxao1aemqr
| 2010-02-10 13:01
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